頭痛と分類、それぞれの症状について

当院の「手当て」は、病名や重篤な疾患などに関わらず、
本来の自己治癒力の流れを取り戻す事だけを見据えています。
どんな疾患であれ治癒への道筋を作っていくことが出来るのですが、
時には、今すぐに対処しないと命に係わるモノもあります。

「頭痛」にも、急を要する疾患が隠れている可能性があります。

どんな事も軽視はせず、必要があれば医療機関へ受診されることをお勧めいたします。

そこをクリアした頭痛は、必ず良くなる流れへと導くことが出来ます。
勇気ある一歩、そこから未来は確実に変わります。
いつでもお気軽に、ご連絡ください。

 

頭痛の医学的分類は、国際頭痛分類(ICHD-3)に基づいて 「一次性頭痛」と「二次性頭痛」 に大きく分けられます。

📚目次

  1. 片頭痛

  2. 緊張型頭痛

  3. 群発頭痛

  4. 二次性頭痛

  5. その他の頭痛

  6. すぐ受診すべき頭痛

  7. まとめ

🟦 Ⅰ.一次性頭痛

他の疾患がなく、頭痛そのものが主な原因 とされるもの。

① 片頭痛(偏頭痛)

何かをきっかけに脳の血管が急激に拡張され、拍動に合わせてズキンズキンと痛みを伴うものと言われています。なんらかのストレスにより神経が刺激され血管を拡張させることが要因と言われていますが、医学的な原因は明らかにはなっていないようです。

  • ズキズキ拍動性、片側に多い

  • 吐き気・光/音過敏、ニオイで悪化

  • 前兆(ギザギザ光・視野欠損など)が出ることあり

  • 動作で悪化するため、寝込むことも多い

➤ 「三叉神経の刺激による脳の血管拡張、炎症誘発によるもの」と考えられています。
三叉神経は鼻や副鼻腔の粘膜にも神経を伸ばしており、粘膜の炎症からも片頭痛を誘発する可能性は十分にあります。
鼻の粘膜は食道や胃腸といった消化器官と連続して繋がっていて、内臓の下垂によって、鼻の粘膜へのけん引ストレス➡炎症という流れも起こります。

内臓の状態は自律神経の機能に依存しており、自律神経は感情により大きく波打ちます。
「 精神ストレス ➡ 自律神経 ➡ 内臓 ➡ 粘膜 ➡ 炎症 ➡ 片頭痛 」など、
片頭痛といっても、痛みが出るまでに至るストーリーは様々で、深く広いものです。
発症させる大本、その土台から流れを変えていく必要があります。

 

② 緊張型頭痛

身体的ストレス、精神的ストレスにおける、頭部や咬筋の筋肉の緊張が痛みとして現れます。
頭部の筋緊張が痛みの主な要因になります。

  • 締めつけられる・重い痛み、両側性

  • 肩こり・ストレス・姿勢が関与

  • 目の奥の痛み、後頭部の痛み
  • 歯が浮く、顎が凝るような

  • 日常動作で悪化しにくい

➤ 身体的・精神的ストレスは全身の筋肉を硬く緊張させます。ストレス反応は姿勢や動作すら変化させる為、その変化により身体への負荷が強くなり、結果的に頭部に痛みを出したものです。

例えば、
土台が傾くと屋根も傾くように、傾いた頭を真っすぐに立て直すために頭部周辺の筋肉も緊張しています。
身体の流れが整うにつれて、土台が安定してくると筋肉の緊張も解け、痛みの再燃しにくい安定した身体になっていきます。

※頭蓋骨まわりの筋肉の過緊張は、頭蓋骨の捻じれを戻す為に、これ以上捻じれていかないように引き止める為にも起こります。
どんな症状であれ身体は機能的に動いています。

 

③ 群発頭痛

群発頭痛は、目の奥がえぐられるような激しい痛みを特徴とする頭痛です。
季節の変わり目や、ほぼ決まった時間帯(夜間~明け方)に起こりやすい。
脳の視床下部、自律神経、三叉神経が関わっていると考えられています。

  • 片側の眼の奥が極めて激痛

  • 涙・鼻水・眼の充血を伴う
  • まぶたの垂れ下がり、発汗などの自律神経症状

  • 数週間~数か月、一定の時刻に群発

➤副交感神経の異常な活性化
内頚動脈の拡張 血管の拡張により三叉神経が刺激され、三叉神経の興奮により炎症物質が放出され、痛みが生まれます。

では、身体はなぜ血管を拡張させる必要があったのか?
・脳の疲労、睡眠不足、血行不良、脳虚血、酸素分圧の低下などさまざまな要因はありますが、
そもそも身体がそのような状態に至った、その大本が必ず存在しています。

※睡眠時に発症することが多いようですが、
副交感神経は睡眠時に優位になるため、夜間に副交感神経が過剰に働き血管を拡張させ、その流れから激しい頭痛へつながる事は考えられます。

 


🟩 Ⅱ.二次性頭痛(他の病気が原因)

原因疾患があって起こる頭痛。緊急性の高いものを含みます。

代表例:

  • 頭部外傷後の頭痛

  • 脳出血・くも膜下出血

  • 脳腫瘍・水頭症・脳炎/髄膜炎

  • 脳血管障害(脳梗塞、静脈洞血栓など)

  • 感染症・発熱に伴う頭痛

  • 副鼻腔炎、緑内障発作、顎関節症

  • 薬剤の過量・乱用、離脱、ホルモン・代謝異常 など

医療機関での治療が最優先 になる疾患もあります。


🟨 Ⅲ.その他(神経痛・顔面痛など)

  • 三叉神経痛、舌咽神経痛

  • 冷刺激・咀嚼・咳嗽などに誘発される頭痛 など


🚩 すぐ受診すべき「危険な頭痛のサイン」

  • 今までで最悪の突然の激痛(雷鳴頭痛)

  • 意識障害・麻痺・ろれつ不良・視力障害

  • 発熱・項部硬直(首が固い)

  • けがの後に悪化する頭痛

  • がん・免疫低下・妊娠中の初期頭痛

  • 徐々に悪化・持続する朝方の頭痛

これらは 救急受診が必要な可能性 があります。


まとめ

一言に頭痛といっても、痛みの質や要因は違います。
同じような症状でも、原因は人により違っているのは当たり前です。
生活の為に痛みを消す事は仕方がない事でしょう。
でも、それでは何も解決されていません。薬の効果が切れれば、また同じ様に痛みに襲われるのは当たり前の事でしょう。

身体は必要があって、症状を出します。それが命を維持する為に必要なことだからです。
命が安心できる心身に戻る」それが治癒という流れを取り戻すのに一番必要なこと。

本来のあなたに頭痛は存在しません。
本来の姿に立ち返る。それだけで、その痛みは必要なくなります。
手当てを通じて必ず、、、

梛 治療院